2023年3月30日(木)から１泊２日で、WOWプログラム「徳島エコツアー」を実施しました。

日本で初めてゴミを出さない「ゼロ・ウェイスト宣言」をした徳島県上勝町を訪れ、ゼロ・ウェイストセンターにある「HOTEL WHY」に宿泊をしながら、その取り組みについて学びました。

「HOTEL WHY」自体も、廃材やアップサイクルされたものでつくられており、現在、上勝町から出るゴミの８０％はリサイクルされているそうです。

受付では、１泊に使う石鹸の量を考え、自分で切り分けるところから始まりました。宿泊中に飲むお茶の量も考えて最初に伝え、必要な分だけの茶葉をもらいます。

また、普段、学校では「燃える」「燃えない」「ペットボトル・缶」の３種類で分けているゴミですが、実はもっともっとたくさんの種類に分けることができ、それぞれが工夫して捨てるだけでリサイクル可能な物が増えていくことを知りました。

ゴミをどう処理するのではなく、ゴミを出さないような生活を意識している上勝町の取り組みから、生徒も刺激を受けていたようです。

最終日には、生徒自身が出したゴミは最終的に４５種類に分別し、生ゴミはコンポストに入れて、土にかえす作業をしました。

帰る前に、「伊毘うずしお村」でビーチクリーンを行いました。プラスチックゴミの多さに生徒たちは皆驚き呆れていました。

豊かな自然を未来に残すために何をするべきなのかをじっくり考えるプログラムとなりました。

立宇治に帰った時に、今回の学びをどのように広げていくか考えたい、という感想もありました。エコな活動が「かっこいい！」という一つの若者文化になるような取り組みもできたら、という意見もありました。実際に立宇治でそのような活動に繋げてくれることを願っています！