立命館大学は西日本高速道路株式会社(大阪市北区、代表取締役社長:前川 秀和、以下「NEXCO西日本」)と、この度、高速道路事業分野における研究交流や人材育成で連携することに合意し、2024年4月19日に『包括的連携・協力関係の推進に関する基本協定』を締結いたしました。

 立命館大学とNEXCO西日本は、相互の連携を推進させることにより、将来を見据えた技術開発ならびに技術者の育成を図り、高速道路事業の更なる効率化、新たな事業への展開、社会から評価される機関および社会に貢献する機関に成長することを目指します。

 今後、立命館大学とNEXCO西日本との間にて共同で、カーボンニュートラルに関する技術検討(次世代太陽電池材料の高速道路での活用技術検討)や、高速道路事業の更なる効率化・高度化に向けた新たな研究課題の発掘等に取り組む予定です。具体的な連携事項については、双方で協議・検討のうえ、個別協定により活動を実施していきます。これらの技術検討や技術者の交流を通して、実用につながる学術研究の振興や、未来の社会発展を担う人材の育成を目指します。

仲谷善雄 学長 コメント

 今回、西日本高速道路株式会社様とタッグを組み、相互の連携を推進させることには、とても大きな意義があります。将来を見据えた技術開発や技術者の育成は、まさに今取り組むべき重要な課題です。カーボンニュートラルをはじめとするさまざまな課題の解決に取り組むとともに、社会実装をさらに加速し、西日本高速道路株式会社様とともに、新たな価値の創出と、次世代をけん引する人材育成に貢献できるよう取り組んでまいります。



西日本高速道路株式会社 前川秀和 代表取締役社長 コメント

 高速道路が更なる付加価値を提供し、長く安全にご利用していただくためには、気候変動による災害の激甚化・頻発化やカーボンニュートラルへの対応、そのほかDX技術の推進などの経営環境の変化に柔軟に対応し、また活用できるものは取り込むことで、「進化」し続けることが重要です。立命館大学様との協定締結を契機として、カーボンニュートラルに向けた次世代太陽電池材料等の高速道路への活用に関する共同研究や、DX技術を駆使した業務の効率化・高度化に関する研究協力などに取り組み、これらの技術開発や技術者の交流を通して、実用につながる学術研究の振興、人材の交流・育成が図れるものと願っております。

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