Student Stories

LIU Zhiyang

LIU Zhiyang

2023年3月修了生 日本語基準コース

“自分自身がこれまでの勉学において、既に習得してきた知識をより一層「アップデート」させることができる場所ではないかと判断するので、国際関係研究科に入学することを決意しました。”

立命館大学 国際関係研究科を選んだのは、どのような理由からですか。
学部時代は社会学科に入学し、哲学系のゼミに所属し、自分自身の具体的な研究方向や論文の趣旨は史学的な視点に基づいて、社会思想という分野に関連する文章を作成した経験、「総合且つ多面的な視野のもと研鑽を積むこと」の重要性を充分に体得するようになりました。そこで、大学院での研究において、自分が積み上げてきた問題意識を更に深化していくには、やはり社会学という一元的な視野ではなく総合的な視野やより専門的な知識は必ず不可欠と承知した以上、最初に立命館大学 国際関係研究科の優れた研究環境に注目することになりました。政治・歴史・社会・経済など複数の専門的な知識を統括する研究科である国際関係研究科に進学すれば、洗練された課題や問題意識も生かし、自分自身の研究を継続的なものにし、更に深化させていくことが期待できると考えましたので、国際関係学研究への転向を決意しました。
国際関係研究科で学んだ感想
「全てについて何事かを知り、何事かについての全てを知ること」を可能にしてくれる研究科と思っております。また多種多様なルーツをもつ学生がいる「空間」としての国際関係研究科では、授業期間内における議論やディベートは無論、学友たちとの交流を通じて、「自らの声を如何に他者に伝えるべきのか」、また他者からの意見や指摘を用いて「発散的な思考」をより可能にするなど、この「空間」にいることにより、自らのアカデミック・スキルズを常に磨くことが可能です。
更に、自分自身が持っている「経験」および価値観をいかに複数の方々と共有し、そして「他者の主張」も重視しながらいかに受容し、自身の研究において弁証法的に活かすことの重要性および具体的なスキルを体得しました。この国際関係研究科での勉学や研鑽期に身につけた「他者の受容」のスピリッツは、生涯をかけて得難い「経験」となることに違いありません。
国際関係研究科の強みや特徴は何だと思いますか
研鑽の過程において、多種多様なバックグラウンドおよび研究分野をもつ指導教員が国際関係研究科に在籍し、授業や指導などの「ふれあい」を通じて、教員から教わった複数の知識や「経験」を自身の研究に活かすこと、つまり様々な角度に基づき自分自身の研究を常に見直し、向き合い、そしてより「補完」することが可能です。この「随時フィードバック可能なシステム」は、立命館大学大学院 国際関係研究科だからこそ作り上げられる、唯一無二の特徴ではないかと考えております。