教育・研究内容

在学生・修了生の声

在学生の声

在学生の声01

岩田 千咲さん

英語教育学プログラム
(2023年4月入学)

Iwata Chisaki

学 4 年生時に英語教育について学びたいと思い、本研究科への進学を決めました。学部時代に留学を目標に 英語学習に力を入れ、学内留学生と積極的に交流し、英語教育における生徒への動機付けに関心を抱くようになりました。研究科で英語教育学を学ぶことで、理論に基づいた指導法が学習者の英語習得に役立つという点に魅力を感じました。現在は日本人英語学習者を対象にした、冠詞の習得を促進するインプット指導に関心があります。入学後、英語ライティングの機会が増え、冠詞について考えるようになりました。習得が困難である冠詞において効果的な指導法について勉強を継続していきたいと考えています。修了後は英語教員になることを志望し、学部で教職科目も履修しています。履修科目や課題が多く大変な状況ではありますが、この大学は私の挑戦を後押しする環境が充実しており、家族や友人の支えもあるので、目標に向けて精進したいと思います。

在学生の声02

NIU Linさん

日本語教育学プログラム
(2023年4月入学)

NIU Lin

は中国で日本語教師として働いていましたが、多くの生徒が日本語の発音に苦労していました。この問題に対処 するためには、発音に関する効果的な教授法や教材の分析などの能力を身に付けることも重要であると痛感し、立命館大学の言語教育情報研究科に入学して大学院で日本語音声教育に関する研究に専念することにしました。入学後は、日本語教育学の全体像から教授法の適用方法、教材作成の原理などへの洞察を深め、研究倫理や研究方法に関する基礎を築き、自身の研究分野について深く掘り下げることができています。また、複数の教授からの貴重なアドバイスを頂くことや、同期の学生たちとの交流からも大きな刺激を受けています。私自身の考えがより広い視野で再構築され、研究に対するモチベーションが一層高まりました。修了後は、日本語教育の現場に戻り、研究科で得たスキルを生かし、音声指導に専門性を持った教師として活躍したいと考えています。

在学生の声03

ZENG Suleさん

言語情報コミュニケーションコース
(2022年9月入学)

ZENG Sule

部時代に全中国選抜日本語スピーチコンテストに参加し、中国各地出身の日本語学習者たちと交流を持ちました。その時に他人が使う日本語を分析することも興味深いと感じ、それ以来、言語学に興味を持つようになりました。大学院を複数校受験しましたが、言語教育情報研究科の先生方がとても真摯に向き合ってくださり、研究計画を評価し 、研究方法に関しての助言もいただきました。これが本研究科に進学する決め手になりました。入学後は日本語会話における「フィラー」をテーマにし 、実際の会話を録音して分析するという手法を想定していましたが 、先生の助言もあり、コーパスの大規模用例集から「フィラー」を抽出し、それぞれの特徴や役割を浮き彫りにし、分析する研究をしています。言語研究において「フィラー」は認知言語学の観点で徐々に注目されつつあります。この研究を通じて日本語のスピーキング能力を向上させるための手法に繋げたいと考えています。

修了生の声

修了生の声01

中野 喬介 さん

英語教育学プログラム
2014年度修了
立命館中学校・高等学校専任教諭

Nakano Kyosuke

了後、立命館中学校・高等学校で勤務をしています。グローバル教育に力を入れている小中高大一貫校で9年間自信を持ち教育活動ができているのは言語研での学びのおかげだと断言できます。英語教育学総論、早期英語教育、評価および測定等を学び、教材開発や模擬授業を熱意のある同志と研究し教授からフィードバックを得られる。その実践として、府立高校でのインターンシップやTESOL取得プログラムで理論と実践を同時に学べたことが現在に役立っています。英語教育のプロを目指す上で、必要な要素が凝縮された体系的なプログラムで学ぶことができたと実感しています。学部時代で6カ月間留学経験がありましたが、さらに自信を持って教壇に立つために、1年間交換留学をし、そこで修士論文のテーマであった ”タスク型のスピーキングテスト”の研究も深めることができました。熱意のある同志、愛情あふれる教授陣に囲まれた何にも代え難い充実した3年間でした。

修了生の声02

岩本 穣志さん

日本語教育学プログラム
2005年度修了
関西学院大学日本語教育センター常勤講師

Iwamoto Joji

了後、イギリスの高校や日本の大学で日本語を教え、2024年の 4月からは関西学院大学の日本語教育センターに日本語講師として勤務しております。日本語教育に関する知識がほぼゼロの状態で言語教育情報研究科に進学しましたが、日本語教授法や教材開発から第二言語習得論に至るまで、懇切丁寧に教えていただき、日本語教師や英語教師を目指す仲間たちにも恵まれ、充実した 2年間を過ごしました。リサーチペーパーでは、参与観察を通じて外国人児童生徒が教科学習において直面する課題を分析し、学習サポートのあり方について考察しました。先生方には親身になってサポートしていただき、現在でも応援していただいたり、アドバイスをいただいたりと、交流が続いています。日本語教師として働き続けていられるのは、言語教育情報研究科での出会いと学びがあったからこそだと思っています。言語教育に携わりたいと考えている方すべてに自信を持ってお勧めできる研究科です。

修了生の声03

木村 修平さん

言語情報コミュニケーションコース
2005年度修了
立命館大学生命科学部教授

Kimura Syuhei

は現在、立命館大学生命科学部などで展開している「プロジェクト発信型英語プログラム」の運営に関わっています。英語とICTを知的生産のインフラと位置づけるこのプログラムでは、言語教育情報研究科で学んだことが十二分に活用できており、同じく研究科を修了した同僚らとともにやり甲斐のある日々を送っています。英語とICTの両方を学べる研究科に進学したからこそ今の私があります。自分次第で多くの刺激とチャンスと人脈を手に入れられる場所ですので、後輩院生にはぜひアクティブかつ貪欲に、研究科のリソースを利用してもらいたいです。