学校紹介 沿革

西園寺公望公と「立命館」

学祖西園寺公望は1869(明治2)年に京都御所内の私邸に私塾「立命館」を開設しました。この私塾には新しい時代の建設に夢をもつ多くの若者が全国から集まり、活発に議論を行いましたが、この若者の姿が不穏な動きとみなされ、「立命館」は京都府庁による差止命令を受け閉鎖されました。当時長崎で、留学準備中であった西園寺公は、失意のうちに日本を離れ、フランスへ渡りました。約10年の留学期間を経て、西園寺公はフランスの民主主義・自由主義・国際主義の思想の影響を大きく受けて帰国しました。

「清和普通学校」から「立命館中学校」へ

フランス留学を終え、政治家としての道を歩み始めた西園寺公の文部大臣秘書官を務めていた中川小十郎は働く若者たちが法律と政治を学ぶための「京都法政学校」を1900(明治33)年に設立し、さらに1905(明治38)年には立命館中学・高等学校の前身となる「清和普通学校」を設立しました。

中川小十郎は西園寺公に「立命館」の校名の継承を申し出て、快諾を得て、1913(大正2)年に校名をそれぞれ、「私立立命館大学」「私立立命館中学」と改称することになりました。

学校沿革

1900

5月

中川小十郎、京都法政学校を設立

1905

9月

京都法政大学の附属校として清和普通学校を設立

1913

12月

財団法人立命館が設立され、清和中学校を立命館中学校と改称

1924

 

北大路学舎へ移転完了

1988

4月

男女共学制実施、学校規模拡大

8月

深草学舎への移転、開校

1990

3~4月

カナダ交流プログラム第一回研修団派遣

2000

11月

中学校ニュージーランド研修開始

2002

4月

文部科学省より、高等学校が「スーパーサイエンスハイスクール研究開発校」に指定される。

2003

10月

第1回 Rits Super Science Fair 開催

2005

4月

スーパーサイエンスコース設置

11月

中学校オーストラリア・アデレード研修開始

11月

第10回 全国附属校サミット開催校

2006

4月

立命館小学校開校

2008

4月

中学校にアドバンストコース(現AL)、高等学校にメディカルサイエンスコース(現MS)を設置

2011

11月

第1回 Japan Super Science Fair(JSSF:第9回 RSSF) 開催

2014

4月

文部科学省より、高等学校が「スーパーグローバルハイスクール研究開発校」に指定される(~2019年度)

6月

さよなら深草 企画

9月

長岡京キャンパスへ移転、開校

11月

第1回 Rits Super Global Fair(RSGF) 開催

2020

4月

CL(クリエイティブ・ラーニングコース)とAL(アドバンスト・ラーニングコース)に中学校コースを改変。

2021

 

第3グラウンド改修

2022

4月

基幹授業5日制およびサタデーボックス開始

第20回 Japan Super Science Fair 開催

2025

 

創立120周年

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