2024年3月4日～9日に、高校2年生GL（グローバルラーニング）コースは、インドネシアのバリ島へ研修旅行に行ってきました。GLコースは、研修旅行を通して、社会課題解決に正面から取り組み、地域や人々に貢献するためのリーダーシップを学ぶことを狙いの一つにしています。
　環境問題や貧困問題などの現場を、目の当たりにした5日間でした。世界有数の観光地バリ島の裏側に、ここまで深刻な課題があると知ったことは、生徒たちにとって衝撃的だったと思います。フィードバックの場では、「感じた思いを、自分の言葉でアウトプットしたい」という気持ちが、普段にも増して強くなっている生徒が多かったことが印象的でした。
　また、現地課題に取り組む起業家や組織と出会った経験は、GLコースの生徒たちの今後の学びの核となっていくと確信しています。

【主な訪問先】
・ブミセハット助産院…完全寄付により運営されている、国籍・人種・貧富に関係なく誰でも医療を受けられるクリニック。
・Five Pillar…バリ島農村部の貧困問題に取り組むNGO。若手起業家の講演、ワークショップ。
・グリーンスクール…持続可能な社会作りを目指して教育を行うことを目的に設立されたインターナショナルスクール。
・Mana earthly paradise…現地受け入れ 国際NGO Earth Companyが「次の世代に継げる未来をつくる」というビジョンを掲げ、その価値観や世界観をそのまま体現した完全循環型エシカルホテル。
・Suwung Community…バリ島最大のゴミ山近くにあるコミュニティー。貧困問題やゴミ問題に取り組むNGOが支援する小学校を訪問。
・PKP…ジェンダー問題に取り組む団体。特に女性のエンパワーメント、教育活動を通して子供の支援に取り組んでいる。