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【2024卒 内定者の声】中田 和輝さん
氏名・回生 | 中田 和輝(なかた かずき)・4回生 |
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業界名・職種 出身地 | 建設業(ゼネコン)・事務系総合職 兵庫県 |
●ご自身が力を入れた経済学部の学びについて、そこから得られたものについて具体的に教えてください。
私はゼミナール活動に最も注力しました。中でもゼミ活動の一環としてWEST論文研究発表会とタイでのフィールドワークに積極的に参加しました。これらの経験から、答えのない学びに対して自分で考える「思考力」、相手に自分の経験を伝える「プレゼン力」、就職活動をする上で必要不可欠な「文章力」が身についたと感じています。
またゼミ長として、ゼミ運営するにあたり、同級生に仕事を割り振り、助け合うことや、ゼミ合宿やフィールドワークにおける下調べなどを通じて、「チームマネジメント能力」や、物事を1から調べる「リサーチ力」など、社会人に必要なスキルも習得できました。
色んな方々に助けてもらいながら、これらの経験を積み重ねた結果として、4月上旬に第一志望の企業から内々定を頂くことができました。
(WEST論文研究発表会で分科会賞を受賞した様子)
●上記の学びや得られたものについて、就職活動において強みとしてどのように活かせましたが?また面接官からの大学の学びに関する質問に対して、このように答えたなどの例もあれば、教えてください。
上記の活動を通じて、1番大きく変わったことは「他の学生に絶対負けない自信」です。
私は高校まで第一線でラグビーを行ってきました。大学ではプレーヤーで得た学びを次の世代に伝えたいとの想いから、学外で中学生の指導をしてきました。真摯に活動してきましたが、体育会に所属していないため、就職活動でちゃんと評価されるのか不安でした。そこで自分を支えてくれたのは、黒川ゼミでの活動(学業)でした。スポーツだけではなく、他にはない貴重な経験(WEST論文大会での受賞、タイでのフィールドワーク、留学生との交流など)を培い、結果を残せたことは、他の就活生と差別化でき、自信に繋がりました。面接では学業について聞かれることが多く、自信を持って話せたことで、学生時代の「主体性」と「行動力」を評価していただけたと思います。無事に就職活動が終わり、立命館大学経済学部や黒川教授のもとで学業やゼミ活動に積極的に取り組んで良かったと思っています。
(左:タイでのフィールドワークで撮った集合写真、右:フィールドワークにて、中田さんがプレゼンする様子)
●あなたにとって、立命館大学経済学部の最大の魅力は何ですか?
そして経済学部生、経済学部への受験を考えている方へ、一言お願いします。
【立命館大学経済学部のココが素敵】
立命館大学経済学部の魅力は、大きく2つあります。
1つ目は、学生に真摯に向き合ってくださる教授が多いことです。特にゼミの黒川先生は、普段の授業だけでなく、休日や夜遅い時間でもzoomで論文指導をしていただき、真摯に向き合ってくださいました。また論文指導だけでなく、就職活動やゼミ行事なども指導して頂きました。
2つ目は、就職活動をサポートしてくださることです。経済学部の特徴として1月にメントレ(面接トレーニング)があり、経済学部のOBOGが面接練習やエントリーシートの書き方を指導して下さります。メントレでは、事前課題(エントリーシートとモチベーショングラフの作成)があり、うまく書くことができず苦戦しましたが、就職活動が本格的に始まる前に、自分の甘さを痛感することができ、貴重な経験になりました。
【経済学部生の方へ】
私の場合は、3年生の5月ごろのインターン解禁から就職活動が始まりました。しかし、25卒からインターン経由で採用することが正式に解禁され、これまでの就職活動とは違い、ますます就職活動が早期化されると考えられます。就職活動が全てではありませんが、これからの人生を大きく左右するイベントです。そのため、納得のいく進路を歩むためにも、早めに行動することをお勧めします。
就職活動を通して、エントリーシートに、学業において頑張ったことや、TOEICなどの資格について記入する欄が多いと感じました。人気企業になると、優秀な学生が出願し、内定を勝ち取ることが難しくなります。そのため、部活動やサークルだけ取り組むのではなく、ゼミ活動や資格取得などの学業に力を入れ、差別化することが必要だと感じます。大変だと思いますが、学業に真剣に取り組みましょう。真剣に取り組んだことは、就職活動やその後の人生にも必ずプラスになると思います。頑張ってください、応援しています。