2023年12月18日（月）経済学部ゼミナール大会優秀者発表会が開催されました。

優秀者発表会は、12月9日（土）のゼミナール大会にて、優秀賞を獲得した上位7チームによる発表会です。
終了後、2023年度最優秀賞を獲得した2チームが発表され、各賞の授賞式および受賞者の授賞祝賀会（懇親会）が行なわれました。
授賞されたみなさんおめでとうございます。 

＜主催者　立命館経済学会より＞
ゼミナール大会は昨年度から対面実施に乗り出し、今年度ようやく本格的な対面大会を再開することができました。参加チーム数はコロナ前の水準には戻りませんでしたが、100チーム余りが日頃の研究成果を競い、いずれ劣らぬ上位七チームの中から、優秀者発表会において、紀國ゼミ映画業界班と、林ゼミ教育格差班の研究が、最優秀賞に選ばれました。前者は、映画業界で観察される配給・興行の統合・分離のパターンの要因と、そのことのもたらす社会的な余剰の度合いをゲーム理論で分析したものです。後者は、従来十分にとらえられなかった都道府県間教育格差を、オリジナルな加工データに基づく計量分析で明らかにして、明瞭な政策提言につなげたものです。どちらも、論証の精緻な組み立ては言うまでもなく、独自の着眼や工夫、社会的志向が際立つすばらしい研究でした。
　優秀者発表会の終了後、四年ぶりに本格的な祝賀会を開催しました。健闘を讃えあい、卒業研究にむけて一層のモチベーションを高める機会になったと思います。
　参加したすべての学生諸君のがんばりと、さまざまなことで多大なご協力をいただいた多くの教職員のみなさんに感謝します。