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02.13

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2024

【関ゼミ】立命館東京キャンパスにて、他大学との合同ゼミを行いました

240213sekizemi

 昨年度(2023)1227日と28日の2日間、立命館東京キャンパスにおいて、学習院大学社会学部山﨑ゼミ・関西学院大学経済学部松田ゼミ・立命館大学経済学部関ゼミ合同で研究発表会を行いました。

3ゼミともデータ分析を軸としたゼミであり、山﨑ゼミと関ゼミからは3回生と4回生が、松田ゼミは3回生が参加しました。山﨑ゼミは社会問題を題材に高度な分析手法を用いており、英語でプレゼンテーションを行う人もいました。また松田ゼミは身近な興味のあるトピックについてデータ的視点から考察しており、こちらは全員英語でプレゼンテーションを行っていました。どちらのゼミも現状を踏まえたうえで「何が原因なのか?」という問いについて、データを用いて説得力のあるプレゼンが行われており、非常に参考になりました。また英語プレゼンでのスライド構成や言い回しなど、今後に活用できる点も非常に多かったと感じました。

関ゼミの発表では3回生は演習Ⅲ論文について、4回生は卒業研究についてプレゼンを行い、発表後の質疑応答において不明瞭な点や改善案、感想など多くの指摘や意見をいただくことができ、そのどれもが研究のレベルを一段階上げるアイデアになるようなものでした。

 また、初日の学生発表終了後にはLGBT協会理事を務める清水展人氏に講演を行っていただきました。清水氏は性別適合手術を受け男性に戸籍を変更され、現在は父親として家庭を持ちながらLGBTに対する理解を深めるために活動されていらっしゃる方で、講演ではLGBTについて非常にわかりやすく解説していただき、理解を深めることができました。その中でも特に印象的であったのは清水氏自身の体験談であり、「もし自分がその立場であったらどのような気持ちであるか」を想像するという経験ができました。性別が「男と女」の2種類しかない時代から多様性が認められるようになる転換点となっている現在において、当事者の方のお話を聞くことができたのは人生に非常に重要な意味を持つ経験であったと感じます。

 すべてのプログラムが終了したのちには懇親会が行われました。関ゼミは山﨑ゼミと合同ゼミを複数回実施していましたが、それらはすべてオンライン開催でした。また松田ゼミとは初の合同ゼミであったため、初めはぎこちない会話でしたが時間が経つにつれ、ゼミや学年の垣根を超え活発な交流が行われました。就職活動や卒業研究の話など会話の内容は多岐にわたり、充実した懇親会であったと感じます。

 最後になりますが、今回の合同ゼミを実施してくださった山﨑先生、松田先生、関先生の御三方、そして参加してくださった山﨑ゼミ、松田ゼミの方々に感謝申し上げます。

文責 三角一誠

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