コラム

  1. コラム
  2. 日照時間とセロトニン

日照時間とセロトニン

2022.12.1

【2022年12月】December


秋学期も半分が過ぎましたね。朝はしっかり起きれていますか?
冬になると、なんだか少し気分が落ち込むなぁと感じることはありませんか?
実際冬になると、軽い疲労感や睡眠時間の増加、体重の増加というような体調の変化がみられることがあります。 そしてこれは冬場の日照時間が短くなることが原因の一つです。 日照時間が短くなり、太陽の光に当たる時間が少なくなると、脳内の神経伝達物質の一つであるセロトニンの分泌が減るためだと考えられています。
セロトニンは脳の興奮を鎮めて精神を安定させる作用があり、幸福感を高めるのに役立つことから、『幸せホルモン』とも呼ばれることがあります。
このセロトニンの分泌を増やすためにも、朝起きたらカーテンを開け日の光を浴びて朝ごはんをしっかりと食べる、晴れた日は外でウォーキングをするなど、昼夜のリズムをしっかりつけて気持ちをリフレッシュしてはいかがでしょうか?


参考: 日本精神神経学会 一般の方へ 
こころの健康ガイド 季節性感情障害の部分を参考
Seasonal Affective Disorder (SAD) in Japanese | Royal College of Psychiatrists (rcpsych.ac.uk)
セロトニン 厚生労働省 eヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-074.html

一覧へ戻る