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ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん予防)ワクチン キャッチアップ接種はご存じですか?

2023.7.1

ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん予防)ワクチン キャッチアップ接種はご存じですか?

平成25(2013)年から令和3(2021)年の、HPVワクチンの接種を個別にお勧めする取組が差し控えられていた間(※1)に、定期接種の対象であった方々の中には、HPVワクチンの公費での接種機会を逃した方がいらっしゃいます。こうした方に、公平な接種機会を確保する観点から、定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)を超えて、あらためて公費での接種の機会をご提供しています。
 対象は、平成9年度~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)(※2)の女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方です。令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できます。
 
(※1)接種後に生じうる多様な症状等について十分に情報提供できない状況にあったことから、個別に接種をお勧めする取組を一時的に差し控えていました。令和3(2021)年11月の専門家の会議で、安全性について特段の懸念が認められないことがあらためて確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、個別に接種をお勧めする取組を再開することになりました。
(※2)このほか、平成18・19(2006・2007)年度生まれの方は、通常の接種対象の年齢を超えても、令和7(2025)年3月末まで接種できます。

~接種が受けられる時期~
接種の対象に該当する方は、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できます。

~キャッチアップ接種はどうしたら受けられる?~
住民票のある市町村からお知らせが届いてませんか?地元に住民票を登録している場合は実家に確認してください。

~接種場所はどこですか?~
基本は住民票を登録している市町村で接種が可能です。
住民票登録地以外での接種を希望する場合は住民票登録市町村に手続きを確認してください。


厚生労働省 HPVワクチンに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_qa.html#Q6-1
202307ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん予防)ワクチン キャッチアップ接種はご存じですか?_FIRE

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