経営学部林ゼミと株式会社konokiが、木から生まれたお茶「TREE TEA」を共同開発いたしました。本商品は11月1日より、順次各キャンパスの生協ショップにて発売されています。株式会社konokiの共同代表である内山浩輝さん(立命館アジア太平洋大学・5回生)はRIMIX(Ritsumeikan Impact-Makers Inter X (Cross) Platform)が主催する「総長PITCH CHALLENGE 2020」において、Sony Startup Acceleration Program賞を受賞しています。

 林ゼミでは、学生の企画を企画だけに終わらせず、いかに企画を商品化できるかを追求している中、以前より交流があり、社会問題解決のための商品開発を推進しているkonokiの内山さんに声を掛け、共同商品開発を実施することになりました。
 コラボ商品を企画する中で、林ゼミの学生はkonokiの発足にも関わってらっしゃる三重県の林業家を訪ね、日本の林業が抱える問題を目の当たりにし、木の可能性を広めていくための商品開発を進めることになります。
 林ゼミでは、商品のコンセプトと企画を、konokiでは開発と製造を担当し、試行錯誤の末、樽材と茶葉をブレンドした芳しい木香が楽しめる商品が誕生しました。

商品概要

商品名:TREE TEA
価格:1,296円(税込み)(3.5g×10ティーバッグ入り)
北海道産のミズナラを使用した樽材と八女(福岡)の茶葉をブレンドした、ティーバッグタイプの木茶。熱湯を注ぐと樽の成分が溶出し、茶本来の味わいに後味まろやかなバニラ風味の木香が広がります。木を飲む、新体験をお愉しみください。

美味しい淹れ方

1. カップにティーバックを1包入れ、お湯 (98℃~100℃) を約120ml注ぎます。
2. ソーサーなどで蓋をして約1分蒸らします。
3. お好みの濃さでティーバックを取り出しお召し上がりください。

重田あき穂さん(経営学部・3回生)のコメント

 私たち若者の声が形になり、商品として販売されることをとても嬉しく思います。実際に目で見て感じたことから、商品開発をできる機会をいただけたことに感謝いたします。今後は私たち(林ゼミ)がより主体となり、市場拡大とともにたくさんの方に商品を知っていただき、私たちの思いが届けられたらと思います。

内山浩輝さん(立命館アジア太平洋大学・5回生)のコメント

 私自身、立命館APUに通う生徒として、立命館経営学部の林ゼミとのご縁に恵まれ、プロジェクトをご一緒できたことを大変嬉しく思います。
 日本の林業問題の解決をテーマにプロジェクトを進める上で、学生たちが問題を正しく理解し、“自分ごと化”することが最も重要だと考え、生徒の皆さんと一緒に林業現場を訪れることからはじめました。実際に生産者の声に耳を傾けたことで、コンセプトとしても商品としても質の高い、これまでにないような自信作ができたと思います。ぜひほっと一息つきたいときに、青々とした森の中に立っている情景を想像しながらお楽しみ頂けると幸いです。

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