学長あいさつ

 立命館は、1900年の創立以来、116年を越える歴史を刻んでまいりました。建学の精神として「自由と清新」、つまり「自由にして進取の気風に富んだ学び舎の創造」を掲げ、学祖・西園寺公望、創立者・中川小十郎の精神を引き継ぎ、常にイノベーティブであろうとし続けてきたのが、今日に至るまでの立命館の歩みであります。
 その立命館が大きく動きはじめた1980年代以降、1988年の国際関係学部設置、1994年のびわこ・くさつキャンパス(BKC)開設、そして、2015年の大阪いばらきキャンパス(OIC)開設と、私学だからこそできる取り組みを進めてまいりました。
 おかげさまで、2014年、立命館大学は、立命館アジア太平洋大学とともに「スーパーグローバル大学創成支援」事業(SGU)の採択を受けました。このことは、立命館が、この間、国際化に意欲的に取り組み、実績を積んできたことに対する評価、そして今後への期待であると真摯に受け止めております。

 現在、立命館は、2020年の立命館を構想するR2020計画を策定し、学園が目指すビジョンとして「Creating a Future Beyond Borders 自分を超える、未来をつくる。」を掲げ、その具体化に取り組んでおります。2015年の大阪いばらきキャンパス開設は、その中核的事業であります。
 ご承知のように、私たちには数多くの課題があります。特に18歳人口が減少して行く中で、「選ばれる大学」として進化していくこと、そのためには、教育や研究の質を高めるための取り組みを「確実」に進めることが重要です。そして、生き残り戦略としてのグローバル化でなく、「立命館は、世界のために何ができるのか、何に貢献できるのか」を常に考えながら取り組んでいきたいと思っています。
 「立命館」という名には、「自己の運命を切り開いていく場」「未来を担う人を育てる場」という理念が込められています。立命館のこれまでの発展を可能にしてきた「強み」を大切にしつつ、一層ダイナミックな歩みを進めてまいります。立命館の更なる挑戦に、ご期待ください。

立命館大学長 吉田美喜夫

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