立命館理事長・総長新年のごあいさつ

2023.01.01 NEWS

立命館理事長・総長新年のごあいさつ

 みなさま、明けましておめでとうございます。
 2023年がみなさまにとって、実り多き素晴らしい年となりますよう、心から祈念申し上げます。

 いまだ新型コロナウイルス感染症が収束しないなか、ロシア・ウクライナ戦争に端を発し、世界は再び大きな混乱に直面しています。安全保障のみならず、食料、エネルギー、金融、環境などさまざまな分野に影響が波及し、産業構造や社会構造の転換を迫られています。不安定な世界情勢の一方、国内に目を向けても、人口減少・少子高齢化、社会インフラの老朽化、食品ロスやジェンダー格差など、さまざまな社会課題が存在します。
 予測を超えて、急速にパラダイムシフトが進むなか、世界、そして日本が抱える社会課題に対し、立命館がどのようにその解決に貢献するのか、今そのことが問われていると思います。

 私どもは、2030年までに学園が目指すビジョンとして「挑戦をもっと自由に~Challenge your mind Change our future」を掲げ、2021年から新たなステージに歩みを進めています。
 「新たな価値を創造する次世代研究大学」、「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」、「新たなグローバル化を進める大学」を柱とした中期計画「R2030チャレンジ・デザイン」を具現化し、社会的要請に応えるためには、一体的な「変革と推進」を連続して取り組む必要があります。
 2024年4月には、デジタルテクノロジーを基盤とする映像学部・映像研究科と情報理工学部・情報理工学研究科が大阪いばらきキャンパス(OIC)へ移転します。Society 5.0時代にふさわしいデジタルトランスフォーメーション(DX)などを進め、OICを社会とのつながりと拡がりをもったダイナミックなプラットフォームへと転換し、その成果を他キャンパスの教育・研究にも展開していきます。その実現に向け、2023年は極めて重要な年になると考えています。

 これまでも多くのみなさまにご支援をいただき、発展を続けてまいりました。これからもグローバルに存在感をもち、地域に根ざした私立総合学園として社会に貢献すべく、邁進いたします。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年1月1日
学校法人立命館
理事長 森島朋三
総長  仲谷善雄

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