10月20日(金)、スペインのバスク・カリナリ―・センター(Basque Culinary Center:BCC)のBegoña Rodríguez氏(Director of BCC Innovation R&D & Technology Center)ら関係者がびわこ・くさつキャンパスに来学。食マネジメント学部 石田雅芳教授・和田有史教授らと情報交換を行いました。

 BCCは、スペイン バスク地方にある学術機関。モンドラゴン大学の食科学部と食科学の開発イノベーションセンターで構成され、食に関わる新たなビジネスの創出や関連産業における技術移転、技術革新を促進する世界的な拠点として注目されています。今回、BCCのテクノロジーセンターの調査団が来学されました。

 情報交換会ではFood Tech Studio – Bites!のファウンダー、外村仁氏のFoodtechとBCCの日本訪問についてのトーク、BCCのホセ ペラエズ氏とGMRUの石田教授による両機関の紹介が続きました。食マネジメント学部 和田教授と不二製油の富氏によるトークでは日本におけるサイエンスベースの食認知科学研究とそれを応用したエンジニアリングと新素材開発について説明がありました。その後、不二製油の植物性の和出汁とフォンを試飲。琵琶湖ホテルの菊池氏からは、琵琶湖のテロワールを維持・発展させる里山プロジェクトの紹介があり、琵琶湖ホテルで行われたウェルカムディナーでその真髄を味わいました。京都府の小田氏からは今後の京都府における食研究の試みについて紹介がありました。



 今回の情報交換会はグローバルな視点から、食科学の未来について意見を交わす貴重な機会となりました。

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