2023年11月19日（日）びわこ・くさつキャンパス（以下、BKC）の最寄り駅であるJR南草津駅西口周辺で「第11回みなくさまつり」が開催されました。 　このお祭りは、2011年の3月に「みなくさ」の愛称を持つ南草津駅に新快速列車の停車が実現したことを記念して始まりました。近隣自治会の皆様や草津市、草津商工会議所、草津青年会議所と本学を中心に実行委員会を結成し、「えん（円、縁）でつなぐ地域のイベント」をテーマにした、地域発信型のお祭りです。
　中野宗城実行委員長による開会宣言および、橋川渉草津市長、北村嘉英草津商工会議所会頭のご挨拶に続き、田畑泉ＢＫＣ地域連携室長、小野元嗣草津市議会議員が、それぞれ地域の皆様への感謝の意と、これからの南草津地域発展の展望について述べられました。
　開会式に続くステージでは、滋賀県立玉川高校吹奏楽部、約30人の生徒さんによる演奏が繰り広げられました。晴れ渡る青空の下での迫力ある演奏は、3年ぶりに規模を拡大して行われる「みなくさまつり」のオープニングを飾るにふさわしいものでした。

　その後、みなくさステージでは、バレエやキッズダンス、アニメソング、バンド演奏、よさこい演舞、チアダンスといったさまざまなジャンルの発表があり、たくさんの観客の皆様にお楽しみいただきました。
　さらに、このステージには本学から2団体の学生が参加しました。
　世界大会で3位という成績を残している「ヨーヨーサークルMADOI」の橋本向陽さんの演技には、老若男女問わず大きな拍手が送られました。
　また、「アコースティックギターサークル」の馬場瑛久さん、永田陸さんの演奏も、会場を大いに盛り上げてくれました。ステージ登壇前には、緊張の面持ちだった学生も、発表を終え、司会者の井上麻子さん（FM滋賀パーソナリティ）からのインタビューに堂々とこたえ、終了後には「ステージを通じて地域の方々と繋がることのできた貴重な時間となり、発表した自分たちも楽しい一日でした」と笑顔で感想を述べました。

・RitsBlend（コーヒーの販売）
・potencial（電子廃材を使ったワークショップ）
・マジックプレイヤーズ（マジックでの地域交流）
・美術研究部（絵画の展示と絵葉書の販売）
・シチズンシップスタディーズ（草津宿のPR活動）
　５つの学生団体が朝早くからテントを設営し、ブース準備を行いました。来場者はもちろん、スタッフからも人気のコーヒー、子どもたちが楽しそうに工作をしていたり、目の前で直接見るマジックに驚いていたり、地域の方に自分たちの作品を見てもらい話がはずんでいたり、射的ゲームで子どもたちが大喜びしていたり、どのブースも、終日たくさんの家族連れで賑わいました。
　開催にあたって、ご協力・ご支援いただきました皆様にお礼を申し上げるとともに、これからも地域の皆様や各種団体と協働しながら南草津地域の発展に貢献していきたいと思います。