和歌山県と就職支援に関する協定を締結

仁坂吉伸知事
吉田美喜夫学長

 5月26日(木)、立命館大学は和歌山県と就職支援に関する協定を締結しました。

 この協定により、和歌山県で就職を希望する学生に対して、企業・行政機関などの採用情報やセミナーなど各種就職支援イベントに関する情報を提供するほか、インターンシップ機会の増大、採用説明会の開催、地元での就職活動のサポートなど、U・Iターン就職支援・促進に向けた取り組みを県と連携して行います。

 和歌山県が大学と就職支援の協定を締結するのは本学が初めてとなります。 また、本学と都道府県との就職支援に関する協定締結は徳島県、広島県、高知県、香川県、北海道(包括協定)、福島県(包括協定)、長野県、愛媛県、鳥取県、岡山県、石川県、山口県、福井県、静岡県、熊本県、新潟県、三重県に続き、18件目となります。

【仁坂吉伸知事の挨拶】
 本日、立命館大学との間でUターン就職支援に関する協定を締結できましたことを大変嬉しく思っています。
 本協定は、吉田学長とお話しする機会があり、そこで若者の県外流出の問題が話題になり、立命館大学では全国の自治体と就職支援協定を結んで積極的にU・Iターン就職の支援を行っていると伺ったことがきっかけです。和歌山県も連携協力してこの問題の解決の一助としたいと考え、協議を進めた結果、今日を迎えることができました。
 和歌山県から立命館大学へは毎年100名ほどの学生が進学していますが、その4分の1がUターン就職しています。さらに多くの卒業生が県内企業で活躍して頂けるよう、協力して就職支援を行っていきたいと考えています。

【吉田美喜夫学長の挨拶】
 立命館大学には、現在341名の和歌山県出身の学生が学んでいます。本学の約3割の学生は、自身の出身地域にUターン就職を希望しています。
 この度の協定締結は、和歌山県で就職を希望する学生が、これまで得られなかった有益な情報を的確に提供できるようになると同時に、和歌山県内での就職活動支援の強化に繋がるものであり、極めて大きな意義があると考えています。
 グローバル社会の急速な進展は、どこにいても世界とは無縁でいられない状況を生み出しています。グローバルな視点をもって、地域創生を担う人材=「グローカル人材」の育成に、和歌山県と立命館大学が協力して取り組もうというのが今回の協定であると考えています。今後、グローカルな視点を持って和歌山県の発展のために活躍できる人材の育成に、全力で取り組んでまいります。

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