「大南正瑛先生を偲ぶ会」を開催

 7月31日(月)、学校法人立命館・学校法人京都橘学園の共催で「大南正瑛先生を偲ぶ会」を執り行い、関係者ら約350人が参列しました。

 大南正瑛先生は、1991年から1998年まで立命館総長を務められ、本年5月にご逝去されました。大南先生は、びわこ・くさつキャンパスの開設、理工学部の拡充移転、立命館アジア太平洋大学の構想および創設に向けた具体化など、さまざまな改革を先導され、現在の立命館学園の基盤をつくられました。また、ご専門である高温材料強度学の分野で卓越した研究業績を残され、後進の育成にも力を注がれました。
 さらに2000年から2004年までは京都橘女子大学(現:京都橘大学)の学長も務められ、男女共学化や看護学部設置などに向けた改革に尽力されました。

 偲ぶ会第一部では、学園教職員や大南先生から指導を受けた方々など多くの関係者が参列。祭壇の中央に飾られた遺影を前に献花し、静かに手を合わせました。お別れの挨拶で仲谷善雄総長は、「大南先生が大切にされた言葉『夢、それは実現するもの』を胸に刻み、これからも世界を見据えた研究・教育を展開する学園を目指します」と、大南先生が築かれた改革の精神を絶やすことなく、学園をさらに発展させていくことを誓いました。

 また第二部の一般献花においても多くの方々が参列され、大南先生との別れを惜しみました。

仲谷善雄総長
仲谷善雄総長
高山茂理工学部長
高山茂理工学部長
森島朋三理事長
森島朋三理事長
立命館大学交響楽団による献奏
立命館大学交響楽団による献奏