7月31日(月)、立命館高等学校、立命館宇治高等学校、立命館守山高等学校の生徒による模擬裁判を衣笠キャンパスの末川記念会館 松本記念ホール陪審法廷にて開催しました。

 本企画は、学校の垣根を超え、同じ志を持つ立命館学園の附属校生徒同士が交流することを通じて、法曹(裁判官・検察官・弁護士)への興味関心、意欲を高める機会として、参加校と本学エクステンションセンターが連携し企画しました。
 当日は、本学園出身の4名の現職弁護士の協力を得て進行し、本学法科大学院の渕野貴生教授が審査員として参加しました。

 本企画では、架空の刑事事件を教材として、検察官の立場と被告人の弁護人の立場に分かれて争いました。生徒たちは、学校ごとに正課の授業や放課後を利用しながら、当日の役割(検察官/弁護人)に応じて準備を進め、対戦に挑みました。
 当日の模擬裁判では、本番さながらの緊迫感のなか進行しました。証人尋問や被告人質問では、協力弁護士が扮する証人・被告人から、生徒たちが想定していなかった発言がある場面もありましたが、冷静かつ臨機応変に対応する姿がみられました。

 模擬裁判終了後、生徒たちは、現役弁護士の方々からのアドバイスや渕野教授からの講評に熱心に耳を傾け、互いの健闘を称え合いました。


参加生徒からの感想

・芹生 七珠さん/立命館高校3年生
模擬裁判では、自分が考えていなかった観点から相手校に攻められることもあり緊張しました。自分たちと同じくらい頑張って準備してきた方たちと対戦できたことがとても楽しかったです。

・伊藤 榮治さん/立命館宇治高校3年生
自分たちとしては精一杯準備したつもりでも、対戦を通じて初めてわかる課題があったり、相手方の素晴らしい点から学ぶことがたくさんありました。

・増田 菜穂さん/立命館守山高校3年生
対戦校の質問や、被告人・証人役をされた弁護士の方々の回答に、自分達が事前に想定していなかったものがあり、臨機応変に対応していくことが大切であると感じました。

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