立命館大学は2024年3月21日付にて科学技術振興機構（JST）が実施する「次世代研究者挑戦的研究プログラム（SPRING）」事業に採択されました。
　本事業は、JSTが博士後期課程の学生が研究に専念できる環境を整備し、卓越した博士人材の育成や輩出を目指す事業です。

【次世代研究者挑戦的研究プログラム（SPRING）における令和６年度新規プロジェクトの決定について／JST】
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1675/index.html

　本学では、2030 年に向けた中期計画（「R2030 チャレンジ・デザイン」）において、 「社会共生価値の創生を図ることのできるイノベーション人材の育成」を柱のひとつに掲げています。その具体的施策として、「立命館先進研究アカデミー（RARA）」を設置し、大学院生を含む若手研究者から本学を牽引する中核研究者までの研究者のキャリアパスに応じた研究環境の抜本的充実を図ることとしました。
　このRARAを基盤とし、博士後期課程学生が自らの専門研究分野を深めるだけでなく、分野を異にする他の研究者等との協働を通じてソーシャルインパクトを発揮することのできる「T 型博士インパクトメーカー」の育成を目指し、今次採択された「RARA学生フェローシッププログラム（RARA×SPRING）」を推進します。