福岡県と「就職支援に関する協定」を締結

 11月15日(火)、福岡県と立命館大学大学は「就職支援に関する協定」を締結しました。

 この協定は、福岡県内の企業や機関に就職を希望する学生やその保護者に対して、県内の企業・機関の採用情報やイベント開催情報などを提供するとともに、福岡県と本学が連携してU・I・Jターン就職支援の取り組みを行うことを目的としています。

 なお、本学と都道府県との就職支援に関する協定締結は徳島県、広島県、高知県、香川県、北海道(包括協定)、福島県(包括協定)、長野県、愛媛県、鳥取県、岡山県、石川県、山口県、福井県、静岡県、熊本県、新潟県、三重県、和歌山県に続き19件目、九州では2件目となります。

 協定締結式には、小川洋・福岡県知事と吉田美喜夫・立命館総長が出席し、固い握手の下、協定を締結しました。
 また、同日、専修大学、東海大学、神戸学院大学も協定を締結されました。

小川 洋 福岡県知事のメッセージ
 現在、少子化、人口減少が云われる中、それぞれの地域をいかに元気にしていくか、「地方創生」が大きな課題となっています。本県は、今でも人口 が増え続けている数少ない県の一つですが、暫くすると人口が減少に転じると見込まれています。
 余力のある今こそ、将来に備えなければなりません。本県では、昨年、「福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略」を策定し、その中で、県外進学者のUターンを中心とした若者人材の還流促進を重要な 取組みとして位置付けております。
 今回の協定締結により、大学を通じ、本県出身の在学生等に対し、県内企 業の魅力や本県での就職活動情報などの発信が可能となります。これらをしっかりお届けすることで、若者が福岡県で就職することに繋がり、「地方創生」の大きな弾みとなりますことを大いに期待しております。

吉田 美喜夫 立命館総長のメッセージ
 立命館大学は1999年に全国の大学に先駆けて就職部をキャリアセンターとして名称変更しましたが、それは就職のみならず、将来を見通してキャリアを築くべく学生生活を送ることが重要であるという認識に基づくものであります。
 また、本学は全国型の大学であり、約半数が関西圏以外から進学して頂いております。特にこの福岡県の場合、 1,000名を超える出身学生が在籍しておりますので、この度の連携協定締結を大変嬉しく思っております。
 今日の社会は、グローバルな繋がりのない場所はどこにも無いと言える時代を迎えております。しかし同時にローカルに活躍する人材も我が国では強く求められています。そういう意味で地方創生を担う「グローカル人材」の育成を立命館大学と福岡県の皆さんとの間で取り組んでいくことが出来れば、大変有難いと思います。情報提供だけでなくインターンシップの促進など様々な産学公の取り組みをさせて頂きたいと考えております。

NEXT

2016.11.14 TOPICS

スポーツの本質は「遊び」。それが社会を豊かにする源泉になる

ページトップへ