グランフロント大阪ナレッジキャピタル内にある「The Lab.アクティブラボ立命館ブース」において7月5日より、「社会課題に対する3Dデータ活用(経営学部横田ゼミ×株式会社空間情報)」の展示がスタートしました。
 今回の展示では、3Dデータを活用した大阪いばらきキャンパスでの「防災シミュレーションゲーム」を体験することができます。実際に建物内で火災が発生したとき、煙が立ちこめた廊下や防火シャッターが閉まった空間がどのように見えるのか、非常扉の鍵を開けて避難はしごを使えるか、また、避難場所まで逃げることができるかなどを、ゲームという手法で示しています。

経営学部 横田明紀教授

 このシミュレーションは3月に卒業したゼミ生と現4回生のゼミ生が、株式会社空間情報の支援を受け『3Dレーザースキャナを使用させてもらい、建物の計測を行い』、また『計測で得られた点群データ(3Dデータ)をどのような社会課題の解決に役立てることが可能か?』を摸索し、その3Dデータの活用先としてキャンパスの「デジタルツイン化」と、「防災領域への適用」を試みた成果のひとつです。突如発生する災害に対し、「日頃から意識しておくべきこと、備えておくべきこと」を考える切っ掛けとなればと思っています。

また、株式会社空間情報からは3Dデータを用いたパノラマ動画や、兵庫県朝来市の竹田城および静岡県熱海市の土石流災害現場といったコンテンツも準備いただいております。是非、これらの展示も一緒にご覧ください。

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