2023年9月2日(土)大阪いばらきキャンパス(以下OIC) にて、育てる里山プロジェクト主催・里山講座「第3回雑木林のいきものさがし」を実施しました。

昨年に続き第3回目となる今回の講座。万博記念公園で学習教育支援を行っておられるシニア自然大学校・ソラードの会 芳川雅美さんと、NPOこどもとむしの会 金子留美子さんを講師に招き、OIC里山エリアに生息するいきものさがしをテーマとして開催しました。7月開催予定でしたが天候不良の為中止となり、9月に再調整。この日は天候にも恵まれ、7月から開催をお待ちいただいていた8組を含む、未就学児から小学生までの親子19組、育てる里山プロジェクトのメンバー含め計57名が参加しました。
左から 田中先生 金子先生 芳川先生

冒頭、里山プロジェクト代表の田中先生(経営学部・教授)に里山プロジェクトの活動を紹介いただいたのち、芳川・金子両先生より昆虫の定義や分類、またセミの抜け殻の見分け方や上手な虫の採りかたについてなどお話しいただきました。その後里山エリアに移動し、実際に現地でのいきものさがしスタート。暑い中でしたが大人の方もお子様も、思い思いの場所にいきものを追いかけて・・・里山中を探検していました。

探した後は教室へ戻り、講師の先生による昆虫の同定、特徴についての解説、振り返りの時間です。本を片手にご自分で調べている子、捕まえたいきものを嬉しそうに他の参加者へ見せている子などなど・・。モンキチョウ、イナゴ、ショウリョウバッタなど多種多様ないきものが里山エリアにいることがわかりました。「とかく嫌われ者になりがちな虫たちですが、かわいいと思い大事にしてあげること。その虫の生きている環境や自然も同じように大事にしてあげることが重要です。」というお言葉で、里山エリアの重要性を実感すると共に、 里山を利用して楽しく学んでいただける講座となりました。


立命館大学は、今後も地域・社会連携を通じて相互の信頼関係を築き、新たな価値の創造による地域の発展に貢献することを目指していきます。




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