12月20日(火)、立命館中学校にて、RARA若手研究者による企画「中学生に語る 研究の魅力」を実施しました。立命館大学では、社会共生価値を創造する次世代研究大学を目指し、本大学の研究を牽引する中核研究者や大学院生で構成されるアカデミー「RARA(Ritsumeikan Advanced Research Academy/立命館先進研究アカデミー)」が2021年度より始動しています。
 立命館中学校・高等学校では「探究力の育成」を重視、高校では本格的な「課題研究」の授業も始まります。そこで、本企画は、高校進学を控えた中学校3年生を対象に、若手研究者から研究の魅力を伝え、これからの学びや探究への興味関心を高めてもらうことを目的に、開催されました。

 本企画では3つの分科会に分かれ、RARAアソシエイトフェロー、RARA学生フェローら若手研究者が、「なぜ研究者を目指したのか」「先進的な研究内容とその魅力」など、研究に関わる幅広いテーマで、中学生たちと語り合いました。

政策科学部・桜井良准教授
政策科学部・桜井良准教授

  RARAアソシエイトフェローの政策科学部・桜井良准教授は、中学生の頃にオオカミと生態系の関係に興味を持ち、現在に至るまで野生動物管理に関する研究の面白さに魅せられていることを、実体験を通して分かり易く中学生に語りました。RARA学生フェローたちも研究テーマを平易に伝えつつ、研究の面白さや大学院での生活、中学校・高校での学びと研究の結びつきなどを中学生たちに語りました。

石川元稀さん(理工学研究科 D1)
石川元稀さん(理工学研究科 D1)
大島康寛さん(人間科学研究科 D1)
大島康寛さん(人間科学研究科 D1)
谷千聖さん(人間科学研究科 D2)
谷千聖さん(人間科学研究科 D2)
伊藤裕貴さん(理工学研究科 D1)
伊藤裕貴さん(理工学研究科 D1)
 

中学生は分かり易い研究の内容やその魅力に耳を傾け、さまざまな質問があがりました。発表後も生徒たちは個別で質問に訪れるなど、研究の面白さに触れられた機会となり、「明らかにしたい問いにまっすぐに向き合う姿に憧れた」「自分たちが今学んでいることが、研究の基礎になることが分かった」などの声がありました。

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